写真で光あそび
ソフトボックスやアンブレラによる光量落ち
ストロボ直で光量を測定したとする。
そのストロボにソフトボックスやアンブレラを装着すると、およそ1段〜1段半、光量が落ちた。
光量が落ちた分の光エネルギーはどこへ行ったのでしょうか?
■ ソフトボックスの場合 ■
ディフューザーを透過して光がやってきます。
この時、ディフューザーに吸収され熱へと形を変えるエネルギーがあると考えられる。
これが、光が減衰した答えの1つ。
また、ここで吸収された分、出てくる光の周波数も変わり、結果、色の変化となる。
次に一筋の光に注目すると、出てくる光はディフューザーにより全方位的に光が分散される。
分散されたことで、その後の一筋一筋は光量は弱いものとなる。
よって露出計に入ってくる光も分散による減衰したものを測定することになり
ストロボ直よりも弱くなる要因の1つとなる。
■ アンブレラの場合 ■
バウンスの際、アンブレラに吸収され熱へと形を変えるエネルギーがあると考えられる。
これが、光が減衰した答えの1つ。
また、ここで吸収された分、出てくる光の周波数も変わり、結果、色の変化となる。
次に一筋の光に注目すると、アンブレラのバウンス面により全方位的に光が分散される。
分散されたことで、その後の一筋一筋は光量は弱いものとなる。
よって露出計に入ってくる光も分散による減衰したものを測定することになり
ストロボ直よりも弱くなる要因の1つとなる。