写真で光あそび

  大きなソフトボックスを近距離で使ってみる

■ はじめに ■

発光面から距離があるほど、光の面は広がっていくが

それが広がる前の、モディファイヤのコントラスト(ホットスポットから減衰)の特徴がよくあらわれる近距離での照射テスト。

■  真横/光の芯がおでこを狙う位置 ■

・近距離といえども、発光面が大きいため

 光の芯から周辺への減衰が大きくゆるやかなものとなり

 ふんわり系のライティングとなった。

(小さいソフトボックスとは結果が大きく異なるものとなった)

 

・顔の右側のハイライトと顔の左側への光のなりゆきは

 被写体に対して発光面が大きいことより

 光が多方向から届き、やさしい陰影となり、やらかい光となっている。

 (また、左側には白いカーテンがあるのだが、そちらからの反射で

  多少、光がおきている。)

 

・何かが始まる前の静けさといった印象。

■  横/光の芯を外す レベル1 ■

・小さなソフトボックスにおいて

 この移動距離は

 結果には大きな違いがでるものと思われるが

 今回の大きさのソフトボックスになると

 変化は少ないものとなかった。

 

 フェザリングに属するぎりぎりのポジションゆえ

 ハイライトがやさしくいるように感じることt

 発光面から顔の左側に光が届くポジションのため

 全体の、そして左右のコントラストはやわらかくなり

 やさしい印象になったかもしれない。

■  横/光の芯を外す レベル2 ■

・光の芯を使わないフェザリングによるライティングで

 拡散光を

 顔の前方方向から照射しているとみなせ

 顔の左右でコントラストの少ない写りとなっている。

 

 ライティングをしないと真っ暗なセッティングの中で

 ライティングをしていない普通の感じを出すのには

 向いているかもしれない。

■  ループライティング ■

・ライトポジションとしては、ループライティング。

 直前のセッティングからヘッドの向きを変えただけ。

 光の芯を使う事で、コントラストが出てきた。

 

・ヘッドが背景に向く事から壁も明るくなっている。

■ 横/ソフトボックス3×4の縦横を変えてみる ■

・左の写真は縦長にて撮影している様子。

 同じストロボ位置で縦横使いを比較したのが下の写真。

 

 被写体に対する発光面の違いでコントラストに変化がでている。

縦長にて撮影

横長にて撮影(左の頬に届く光の領域が多い)